Sunday, March 11, 2007

<運命じゃない人>

偶然テレビで観た。予算少ないような作品で 映像もあまり良くなかったが
すごく面白かった。

ある晩に起きた小さな出来事を中心に、5人のキャラそれぞれがこの出来事に関わる前後の事情を描く構成で、5人のキャラの設定が面白く、最後まで目が離せなかった。
私からみて大変ジャパニーズなユーモアが溢れている。
見栄を張るヤクザが経営者としての悩みを述べる所、人を騙す女の背景を探偵さんが突き止めた時の会話や展開等等・・・

印象に残るセリフも多かった。

「これからはこの星で一人で生きてゆくんだ。」
(コメディーだけど、これは実に意味深い。"星"の使い方がいい。"地球"や"この世界"とかより作品の雰囲気にあってる。)

「3000円」
「え・・?そ・・それ、わたしの婚約指輪ですけど・・・」
「・・・」「じ・・じゃ、3500円・・?」
(ヒロインが婚約指輪を質に入れるシーンのセリフ。自分の人生を託す覚悟をシンボルする大事なものであっても、他人にはこれぼっちの価値もないのね・・・)

「いつもそうなの?自分のことを好きになりそうな人を好きになるの?」
(このセリフを聞いた時、一瞬ドキッとした。自分もそうじゃないかな?と思ってしまう。ウケミの愛し方だよね。)

うん、良かった、良かった^^

2 comments:

Anonymous said...

あれ?日本のドラマ?ちなみに私はこういうドラマがあるとは知らなかった^^; 個人的には、自分のことを好きになってくれる人を好きになることは悪いことじゃないと思っているのですが。open mindになれるし、愛の生まれるひとつのきっかけだと思うよ(^.^)

Unknown said...

日本の映画です。面白かったよ^^
私も自分の事を好きになってくれる人を好きになることは悪くないと思うけど、例のこと(?)で、自分の方から人を好きになるのは、何故か、自由を感じる。
うーん、でも嫌われる相手は怖くて好きになれないと思うから、結局同じかな??